4月
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日本の独楽は中国、朝鮮半島を通じて平安時代前に伝来し、主に宮中などで楽しまれたようです。南北朝時代には全国的に独楽廻しの勝負が行われ、豊臣秀吉の全国統一のころ、鉄芯を使用した博多独楽が作られています。
この博多独楽が江戸時代に入ると全国的な人気を巻き起こします。そして独楽を使っての賭け事が大流行し、幕府は禁止令を何度も発令しました。この博多独楽は値段も高価で製作技術も難しいため、大衆の手に入りづらかったので、木をペースに鉄芯を打ちつけたものが全国各地で広く作られ始められました。それまで鉈などを使って原始的に作られていたこの地方の独楽も、この頃に原型が生まれたものと思われます。
佐世保独楽の形状はラッキョウ型と呼ばれており、材質はブナ科のマテバシイという広葉樹です。上部には色鮮やかな色彩が施されています。色彩については中国「陰陽五行説」に影響されて、青(緑)、赤、黄、白(生地の色)、黒の5色で構成されています。独楽の先端には、剣と呼ばれる独特の鋭い鉄が打ち込まれています。